花火

2001年8月14日
小学・中学時代の友達と2年ぶりの再会。
成人式に会って以来だなぁ。
東北地方では多いと思うけれど、
ウチの地方も訳あって成人式は夏なのです。
冬だと雪がすごいし、みんな面倒くさがって集まらないからね。
そういう事で、2年ぶりの再会。


1次会は普通に居酒屋で。
就職のこととか恋愛話に花が咲く咲く♪
Sチャンは彼と会うのは基本的に週1らしい。
あたしは出来るだけベッタリしていたい派だから、
週1回しか会えないなんて泣きそうになっちゃう。
むしろ同棲してしまいたいくらいだよ(笑)
でもSチャンと彼はあっさり派らしく、
週1でも多い、というよりも、うっとおしく感じる時もあるらしい。
よって、電話もたまにするくらいなんだって。
 「でも、別にいいんだ〜。お互い束縛されるの嫌いだからさ」
だって。
それでも上手く行ってるならいいんでしょう。


Hはやっと彼氏が出来たらしい。
幸せいっぱい(^O^)なのかと思いきや、
 「なんかさぁ、ウザイんだよね…。
  彼氏がいたって、あたしはコンパに行くよ!」
とか何とか…。
話を聞くところ、今は色んな男と遊ぶのが楽しくて仕方ないみたい。
友達が増えるのはいい事だけど、
”どうでもイイ”友達を増やしても意味無いぞ〜。
しかも、Hは初めて会った男の家に遊びに行って、お財布盗まれてるし。
痛い目にあってるようだけど、止められないのね…。
まぁ、死なない程度に頑張れ、と言っといた。


お盆で混んでいるので早めに切り上げて、
近くのコンビニで花火を大量購入して、いざ公園へ!!
公園は相変わらずガランとしてた。
散歩をする人もいなければ、愛を語り合う恋人達も無く。
かろうじて先客の花火団体が1組いたけど。
こういうところは昔と全然変わってないなぁ、ってちょっと嬉しかった。
そして地味に花火開始。
3人でキャッキャしながら、花火をブンブン振り回しながら。
この辺は小学生の頃と全く変わっていないわ(笑)


途中で火が消えちゃって、しかもライターも燃料切れになって困った。
あたし達は迷わず近所の家に向かっていって、
 「すいません!!火を貸して下さい!!」
懇願してみた。
おばちゃんが快く、このライターあげるわ、とライターをくれた。
そこの家の子供達ともちょっと遊んでみたりして。
 「バイバ〜イ!またねぇ〜!!」
手を振ってくれる子供達がとても可愛かったな。
こんな些細なことだけど、田舎の暖かさを感じてみたり。
都会だとこういうふれあいって無いよね。
あたしはこんな田舎が大好きだ。
どんなに離れていても、忘れる事なんて無いと思う。


花火が終わってから3人でずっと空を見ていた。
東京では見ることの出来ない、とっても綺麗な星空。
見上げていたら吸い込まれそうなくらい澄んでいて、
モヤモヤした気持ちを吸い取ってくれるみたい。
 「忘れていた純粋な気持ちを、ほんの少し取り戻せた気がするね」
誰かが呟いたんだ。
そうだね、ってあたしも答えた。


いつも遊んだら帰りは車で帰るんだけど、
今年は小学生の頃のように3人で歩いて帰った。
変わらないと思っていた街並みも少しずつ変化してしまっていて、
あたし達の想い出が詰まった場所も、
気付かないうちに無くなっていってしまうのかなぁ?


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