お見通し

いやぁー、驚きました。
今日は朝からバイトだったんだけど、
『今日は王子に会えるかなぁ？』とご機嫌で働いてたら。
違う人と交信しちゃいましたよ。
朝っぱらから、なんだよぉ、いきなり。

　
今朝一人でテクテク歩いてる時に考えたこと。
　

『王子と仲良くなるのと、
　あの人の仕事が一段落して連絡が来るのと、
　どっちが早いのかなぁ？』

　
どうせ連絡してくるのなんて当分先のことだろうと、
半分拗ねながら思ってたんだよね。
あなたはいつもそうやって、あたしがいい子で待ってると思って。
あたしはいつも待ちぼうけで苦しくって、寂しくって。
だから近くにいてくれる人を探そうと思って、
あなたの所から離れようとすると。
絶妙なタイミングで引き止めに来る。
あたしを動けなくさせる。
あたし、監視されてんのか？
なんなのよ、もう。

　
あなたにとって大切なモノ。
仕事だったり、趣味だったり、彼女のことだったり。
受け入れられる分は、あたしも大事にしてあげたい。
だけど、あたしだってたまには大切に扱ってもらいたい。
たまには独り占めしたい。

　
あなたに会えないことには、もう慣れました。
あなたがする言い訳にも、もう慣れました。
あたし達の決着をつけるタイムリミットは見えてるでしょ？
3月なんてまだ先だって思ってのんびりしてたら、
そんなのすぐに来ちゃうんだよ？
時間なんてあっという間に過ぎちゃうんだよ？
半年間はっきり言わなかったけど、いつも待ってました。
あなただって、あたしが待ってるもんだと思ってたんでしょう。
でも、それはこれから先もずっと続くものかは分からない。
警告です。

　
　
　
バイト帰りに外してたピアスを着けようと取り出したら、
見事にエスカレーターの隙間に落ちて行きました。
しかも、自分で買った安物の方じゃなくって、
元彼から貰ったダイヤのピアスの方が…。
すごくキレイで気に入ってたのにな。
昔の男は記憶の中だけに留めておけってことなのかな。
現実に留めておいてもいいことないもんね。
ピアスと一緒にさようなら、甘えん坊だった人。

　
　
　
あの人のこと、普段は表に書くことなんてないのに。
今日はよっぽど動揺したらしい。